様々なアダルトチルドレンたち

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発達ガイド

こんにちは! 空飛ぶウサギです。

この度『発達障害とアダルトチルドレン 』のイベントを主催したり、参加させてもらったりしてきました。

今回はその中で私が感じたアダルトチルドレンの特性と種類について紹介させて頂きます。

アダルトチルドレンについて

アダルトチルドレンとは、機能不全家族で育つた幼い頃にトラウマを持つ生き辛さを抱えた人たちのことです。

親や社会による虐待や家族の不仲、感情抑圧などの見られる機能不全家族で育ち、生きづらさを抱えた人。Adult Children of Dysfunctional family(ACOD)[3]。「機能不全家庭で育ったことにより、成人してもなおトラウマ(外傷体験)を持つ」という考え方、現象、または人のこと。

Wikipediaより引用

円満な家庭で育った人に家族の話をすると

『親は大事にしなきゃいけないよ』

『そんな風に言うもんじゃないわよ。なんだかんだで、親は子供の事大事に思ってるんだから』

と、訳知り顔で非難されてしまう事もあると思います。

きっと家族に愛し愛され円満な家庭で育った人には、アダルトチルドレン達が抱える痛みや葛藤は想像がつかないことでしょう。

『ではアダルトチルドレン同士ならどうでしょう。必ずしも分かり合えるのでしょうか?』

『いえ、一概にそうは言えません』

アダルトチルドレンと一重に言えど、その人が持つトラウマは様々なのです。

否定や虐待を受けて育てられてきた人たち

親から言葉の暴力、あるいは物理的に暴力を振るわれたり、食事を与えられなかったり。

こうした過去を持つ方達です。

こうして育った方は様々な方法で毒親から脱出し、今では家族と縁切っている方がほとんどです。

過去に大きなトラウマを持ち、親は嫌悪する対象となります。

過干渉により自由を奪われてきた人たち

「あなたが大切なのよ」

「いい子だからいう事を聞きなさい」

そんな風に育てられ、自分の自由を得られなかった人達です。

なかにはしつけだと、暴力を振るわれ従わされてきた人たちもいます。

この方々は大人になった場合の状況は様々ですが、今もなお親の支配から抜け出せない方も多いです。

親元にいることを嫌悪しながらも逃げ出せなかったり。

友人や恋人まで、親の気に食わない人だと別れるよう命じられ、そのまま言われた通り従ってしまったり。

あるいは既に自分の意思で選ぶことがなくなってしまい、自由を望むことなく親の支配を好意的に受け入れ、共依存の関係を気付いていらっしゃる方もいます。

このタイプの方々は最終的には親の決定に逆らえず、大人になっても洗脳や支配を受け続けている方が多いです。

機能不全家庭で育った人たち

最後にアダルトチルドレンの原点となっている、子供ではいられなかった境遇の人たちを紹介します。

幼い頃に子どもではいられなかった人たち

「お姉ちゃん(お兄ちゃん)なんだから、我慢しなさい」

「〇〇(妹や弟)のこと頼んだわよ」

「お母さん、働いてくるから洗濯お願いね!」

親が共働きや片親などの何らかの理由で、下の妹弟たちの面倒を見たり、家事をこなす役割を担っていた人たちです。

自分も幼いのに子供の自由を認められず、必然的に子育てや家事などをしなければなりません。

その為、異様に我慢強くワガママを言えなかったり。

あるいは極端に「こうでなければならない」など、強いルールを自分に強いていることもあります。

ただ機能不全家庭で育っただけで、親との関係も良好で円満な関係を築いている場合もあります。

両親が不仲な場合の仲介役

両親が不仲で常に言い争いをする状況下で育ったり、またその仲介役などを担わされていた人もアダルトチルドレンとなります。

常にケンカが繰り広げられていたり両親が全く口を聞かない緊張状態にあったりする環境下で生きていかなければならない為、この環境で健やかに育つことは難しいでしょう。

中には両親が口を聞きたくない為、2人の会話の伝書鳩のような役割をしなければならなかった人もいるかと思います。

この環境下の場合、大きなトラウマとなって大人になってもひきづる人もいますし、さらには八つ当たりとばかりに虐待を受けるケースもあるでしょう。

しかし逆に両親は不仲だけど「自分には優しい」としっかり愛情を受けて育った場合は、アダルトチルドレンにはならず、そこには囚われずに生きてらっしゃる方もいます。

比較され不遇の扱いを受けて育てられた人たち

  • 他の兄弟が同じことをしても怒られないのに、自分だけ怒られる。
  • 常に他の兄弟と比較され続け、自分は劣っていると言われ続ける。
  • 他の兄弟と比べ不遇な扱いをされる。

虐待系の親や支配系の親と併発して行われている場合もあります。

ごく一般の環境で問題のない家庭に見えても、この比較や待遇の差が幼少期より積もり続けアダルトチルドレンとなる場合もあります。

まとめ

よく学術書で見る分類とは、全く別の視点で特性分けさせて頂きました。

アダルトチルドレンと一重に言えど、その方の生い立ちにより、アダルトチルドレンからの解放は様々で、克服方法も一つではないと思います。

「三つ子の魂百まで」ということわざがあるように、幼い頃に味わったトラウマや植え付けられた思考パターンを解放していくのは容易なことではないでしょう。

ただハッキリと言えることは、

自分のことは自分で決めていいし、自分の意思を持つことを認めてもいい。

決して出来損ないや要らない子なんかじゃなく、自分がどんな子だって存在していい。

必ずしも優秀でなければならないわけでもないし、別に何も出来なくたっていい。

生きる価値も意味も見出せなくても、生まれてきた以上、存在してもいいんです。

私はそう思います。

そして自分に常にそう言い聞かせて生きてます。


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